Mar 14, 2010

南北戦争アーチスト:Ken Hendricksen

SASや戦争をテーマにしているアーチストの作品を探していて、AMERICAN GALLERYというサイトでKen Hendricksenというアーチストを知った。「南北戦争アーチスト」が彼の代名詞のようだ。

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アメリカのアーチストらしく南北戦争を中心としている(この辺はモデラーのBill Horanに似ている)が、田舎の風景やポートレート、第二次大戦ものまで手がけていて、SASや有名な硫黄島の写真、101空挺隊などの作品もある。

【S.A.S】
Ken Hendricksen-special-air-service.jpg

【IWO JIMA FLAG RAISING】
Ken Hendricksen-iwo-jima.jpg

このD Dayなど、あえてセピア色にしている作品も多く、いい感じだ。

S.A.Sなど自分が今興味がいっているものを扱っている、ということを差し引いても彼の作風は惹かれるものがある。塗料は油彩を使っているようだが、線がハッキリしていて良い意味で油彩らしくない独特のタッチだ。非常に私好みである。

彼の沢山の作品の中で、私が特に気に入った作品は下の二つ。

【Pickett's Charge】
ken-hendricksen-pickett_charge.jpg

【Boat Builder】

ken-hendricksen-boat_builder.jpg

セピア調の色使いや暖かみを感じるテーマ等もそうだが、特にガウスぼかしがかかったような背景処理が凄く良い。これらの効果は他の作品でも見れる。

また、背景以外でもアングルで凄く気に入ったのがこの作品。

ken-hendricksen-Tying-the-Rigging.jpg

何が良いかというとやはりその「視点」と絵全体から醸し出される「雰囲気」が凄くいい。こういうのとか。

ヒストリカルフィギュアモデラー系もこういうのとか参考になりそう。

単色を陰影だけで表現している部分とか、ホントに素晴らしい。

名画をしたり顔で鑑賞するのも良いが、やはり絵画というのは「自分の感性で見つける」というのが楽しみの本質であり醍醐味だと思う。こうやって「おぉ」とハートにくる好きなアーチストを見つかった時は非常に嬉しいものだ。

Mar 13, 2010

ヴィネット製作:「Desert Patrol - Libya 1942」(その10)

ヴィネット製作:「Desert Patrol - Libya 1942」(その9)の続き。

後ろのルイス機関銃を構える人が少しプロポーション的に難ありというか顔が1/32並みに大きくて体躯が45mmしかないのと、前の3体に比べて動きにやや緊張感が欠けるので、
nwm-lrdg-crew-13.jpg

タミヤのものを改造してみることにした。ベレー帽と防塵用スカーフはタミヤエポキシパテで作成。腰に下げているホルスターは上画像のフィギュアからカットして移植、ベルトは鉛板で製作。
tamiya-lrdg-crew-1.jpg

配置するとこのようになる。
tamiya-lrdg-crew-2.jpg

サーフェイサーを吹いてみた。
tamiya-lrdg-crew-3.jpg

Painting Skintone With Vallejo (ver.10.3.13)

この1ヶ月半の実験の成果というか一区切りとして、覚え書きがてら当サイトオリジナルのファレホアクリルペイントを使ったスキントーンの塗装レイヤーサンプル表を作成し、PDFにしてみた。

painting-skintone-20100313.png

PDF版のダウンロードはこちら:

Painting Skintone with Vallejo-20100313.pdf ( application/pdf : 80.7 KB)

MD5 : 9984398b45ac374b0da881cc4ac78898

説明

  • 下から番号順にレイヤーを重ねていく方式。
  • 調合の割合はカラー表の横幅を100%とし、おおよその色の量が分かるようにしてみた。
  • 徐々に調合の割合が変化していく部分は3段階にわけ、下のレイヤーから順に以下のような割合になっている。
    • 50%-50%
    • 70%-30%
    • 100%
  • 調整のために順序を遡って塗り重ねる場合も度々あるがそこはカット。

今後も実験しつつ成果が一区切り付いたらこのようにPDF化してまとめていこうと思う。

関連参考資料

Mar 09, 2010

書籍メモ:「砂漠の狐を狩れ」

前々から気になっていた戦記小説だが、アマゾンでなんと「中古で¥1」という破格で売られていたので購入。

book-killing-rommel.jpg

私はあまり小説は読まないがこの小説は史実に基づいた戦記小説なので購入してみた。あとやはり今まさにこの小説の表紙になっているデザートシボレーのヴィネットを作っているので非常にタイムリーというのもある。じっくり読んでみようと思う。


「ABOUT ME」のアバター画像を変更

余談だが当ブログの右側メニューにある「ABOUT ME」のアバター画像を一番最近の作品である「L.R.D.Gクルー」に変更した。理由はなんと言っても「現時点での私史上ベストのペインティング」で、今一番気に入っている作品だから。

メインの塗料を油彩からファレホに変え、使い始めて1ヶ月半。ようやく頭の中のイメージに近い、気に入った作品が塗れた。個人的には「ようやくスタートラインに立てた」という感じで、自分自身の中でのエポックメイキングな作品だと思っている。

そういう意味合いを込めてABOUT ME画像変更とした。

気になる製品:Wingnut Wingsほか

WWI関係

Wingnut Wingsから新製品が出るようだ。

あとRFC関係。

イギリス機に合わせるといい感じかも。

そういえば購入したSE.5a "Hisso"、製作が止まっている。 :-P

Figures

作品

Mar 07, 2010

ヴィネット製作:「Desert Patrol - Libya 1942」(その9)

ヴィネット製作:「Desert Patrol - Libya 1942」(その8)の続き。

調子が出てきたので一気に完成に持っていく事にする。

BD(Battle Dress)トラウザーズの色はネットで画像を見たりして自分の直感に従って作る事にした。基準色は、タミヤの説明書ではフラットアース+レッドブラウンとなっていたのでファレホで近い色を作ることにした。Flat BrownとBrown Sandを1:1で混ぜるとフラットアースっぽくなる。それにFlat Brownの割合を少し多くするとそれっぽくなった。Flat Brown:Brown Sand=6:4くらい。

日頃からRed WingやChippewaのブーツを愛用しているブーツファンとしてはブーツ色には拘りたい。タミヤの説明書ではレッドブラウン指定だがSASのUniform解説サイトを見るとタンに近い色だったり黒だったり色々あるようである。そこでブーツ色はちょっと遊びを入れて自由に塗ってみる事にした。

ブラウンベースのブーツは独特の色合いで赤茶からダークブラウンのグラデーションがあるのだが、ブラウンのハイライトカラーを作るのに単にブラウンにホワイトを混ぜてもこの色は出ない。

そこで色々試行錯誤して最近この「赤茶系」を出すのに気に入っているのが、「Flat Brown + German Orange」という組み合わせ。ブラウンにオレンジを混ぜるというのは意外な組み合わせだが革靴独特の赤茶色に近くなる。Red Wingの赤茶に近い感じ。

そんなこんなで塗装してみた。
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正面から。
nwm-lrdg-crew-10.jpg

左から。
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車輛と組み合わせてみる。
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手を抜いてある箇所もあるのでとりあえず95%くらいだが、ひとまず完成、とする。気になるところは少し寝かしてまた他のフィギュアを塗った後で他とのバランスを見ながら手を入れることにする。

(画像をアップして爪塗るの忘れているのに気づいた。。 :-P 後でやろう。)

ヴィネット製作:「Desert Patrol - Libya 1942」(その8)

の続き。

服の塗装開始

ユニフォームを塗装開始した。仕上がり的に気に入っているのは袖のブラウン。Flat Brownをベース色にし、Brown Sandの割合を序々に増やす事でグラデーションを作った。

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左側から。
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実際にヴィネットに乗せた時に見る角度
nwm-lrdg-crew-8.jpg

実際にこのヴィネットを肉眼で見る時の推定される角度が上の画像である。色は肌色を含めかなりコントラストが強い。

私の好みだが、私はコントラストが強いほうが好みである。理由はいくつかあるが、最近気づいた理由の一つに、「このスケール(1/35)を肉眼で日中見た場合、コントラスト強過ぎるくらいがちょうど良い」ということだ。

実際のリアル世界での太陽の光というのはスポットライトやスタンドのように一本の部分を照らすのではなく、実に様々の反射や照り返しの複雑な太陽光線にさらされる。

これはどういうことかというと、模型自体は光と影をコントロール出来ないため、コントラストをある程度つけてあるつもりでも上下左右様々な角度から入る1/1スケールの太陽光線にさらされて「のっぺりとした」作品に見えてしまうのだ。

そんな感じで私は影カラー&ハイライトカラーの組み合わせの立体表現もある程度は模型本体にしっかりと入れる、というスタンスだ。

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